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愛知県に住むコージです。

30代の男性です。最近、結婚については少し焦っています。

私の職業は電化製品の製造業における情報部門で、今の職場で働いて10年ぐらいです。
職場の人数は会社の全体で約300人、男女比は9:1で周囲を見回しても男性しかいない状況になっています。

平均年齢は40歳ぐらいで、定着率が良いことから入れ替わりが少ないので良くも悪くも同じ顔ぶれです。
若者の割合は全体の10%に過ぎず、社内の出会いのチャンスとしては新入社員に期待するのがせいぜいといった状態になっています。

それでも、どんどん年齢差ができているので、新入社員として入った時に比べるともはや恋愛対象にもならなくなってきました。

こちらとしては乗り気でも、相手が対象にしないので、恋愛としての出会いにはなりません。対象外として扱われています。

自社の職場に気になる異性はいますが、昔の村社会のように同じメンバーで仕事をしているので軽々しくアプローチすることは難しいのが現状です。

社内恋愛は告白が失敗した場合、あるいは、付き合えても別れた後に気まずいのがネックで、特に閉鎖的な会社にあっては自分の立場を悪くしないために女性の方からよっぽど乗り気で、かつ、結婚前提でしか付き合えません。

気になっている異性は自分より5年ぐらい後に入ってきた新人で、まだ会社の雰囲気に馴染んでいない初々しさが素晴らしいです。

しかし、年齢差もあって普通に話をする程度で、恋愛に発展する見込みはほとんどありません。
自宅と会社の往復で若い女性と話す機会すら激減している身としては、向き合って話ができるだけでも僥倖です。

つまり、職場では年齢差を理由に出会いを諦める、釣り合わない、付き合えない、恋愛対象外として扱われるということです。

自社の人間を除いて仕事で顔を合わす異性は皆無で、山奥の工業団地の一角という会社の立地が大きく関係しています。

営業部門は他社に外回りに行くものの、それでも新しい会社へ飛び込み営業をするわけではないのでやはり出会いにはあまり期待できません。

まして、社内向けの情報部門にあっては、他社の人間を見かけることすら稀です。

社内で要望を出している社員と話をして、その問題解決に取り組むのが日常で、開発者というよりもPCのサポートセンターという役割を果たしています。

女性の社員がほとんどいないので、しばらく異性の顔を見ないまま生活することも珍しくありません。

職場の同僚や先輩は、学生時代からの付き合っていた異性とそのまま結婚か、友人からの紹介、婚活でマッチングした相手との妥協といった具合です。

たまに関連会社の社員との結婚もありますが、それは男性が上の会社に勤めている場合に限られています。

男性の立場で出会いを求めるには、山奥の田舎という環境がかなりのハンディになっているのが現状です。
住宅街にはそれなりの人が暮らしているものの、その大部分は主婦のような対象外の異性ばかりで、個人的に異性との関係を引っ張ってこられないと永遠に出会いがない有様になっています。

職場で出会いがほぼ皆無だから、私は外に出かけることで可能性を高めています。

趣味の集まりにもいくつか顔を出して、社会人サークルにも参加してみました。

音楽サークルです。

しかしながら、音痴の私はついていけませんでした。また楽器を揃えるのもお金がかかります。

アホくさくなりました。

合コンについては若いうちはよくあったものの、社会人として落ち着いてきたらどんどん数が減っていき、現在では友人と呼べる人間もだいぶ様変わりしたのです。

社会人になってからは独身の異性であるのか、フリーの異性なのかを確認するのも大変で、学生時代とはかなり勝手が違うことに苦労させられました。
観光地で次々にナンパをしても許されるのは現役の学生ぐらいで、いざ社会的な立場を持つ状況で将来の伴侶となる女性を探したら、チャンスを見つけるだけでも下準備が必要になったことに驚きました。

社会人になってから様々な方法に挑戦し続けましたが、自分が満足できる出会いとしてはゼロでした。
さすがに異性と話をするぐらいなら簡単に達成できたのですが、自分の好みで若くて健康で独身でと条件を増やしていったら、砂漠でオアシスを探すような難易度になってしまったのが実情です。

そもそも、結婚相手としてふさわしい異性を探すという直接的な方法ではなかったので、あまり魅力的ではない異性とばかり知り合ったのは当然の帰結とも言えます。
会社の先輩で友人からの紹介で結婚した人がいましたが、それでは断った場合に人間関係が悪くなる可能性があるので私自身は選びたくありませんでした。

スマホアプリによる出会いが普及してきましたが、異性に慣れる点ではとても有効だと思います。
残念ながら私が若い頃にはまだスマートフォンすらなかったので、スマホアプリによる活動は選択肢に入っていませんでした。

しかし、今からでも遅くはないので、深入りをしない程度にコミュニケーションを取ってみようと考えています。
問題は相手の素性がよく分からないことで、既婚者が独身と偽っているケースなどで引っかかると面倒だなと危惧している状態です。
海外ではこの手の出会い系のアプリで知り合うのが普通にあるようですが、日本では紹介してもらう形式が多いので純粋に出会いを目的としたフィールドは十分に注意した方が良いと考えています。