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札幌に住むサトミです。

去年の秋、友人A子に誘われて、初めて相席バー、イブ札幌に行きました。
月に一度近況報告を兼ねて話題のお店を巡るのが定例となっている私たちでした。

大体、一次会は雰囲気の良いレストラン、2件目はおしゃれなデザートが食べられるカフェに行きますが、今回は違いました。

一軒目の食事中にA子からとある提案がありました。

「ねぇ、次のお店は相席バーに行ってみない?」と言われたのです。

ちょうど少し前にTVで相席バーが取り上げられていたので、気になっているスポットでした。
A子は先日、会社の同僚と初めて来店したのだそうです。
話を聞いてみると、おしゃれな店内で女性は無料で飲み食いができるのだとか。

しかも、男性の比率が少ない為、前回は男性がテーブルに来る前に満腹になり、お店を後にしたそうです。

それって、婚活というよりタダ食いに惹かれているのでは?と思いましたが、これも一つの経験と割り切り、行ってみることにしました。
目的地:EVE sapporoに到着し、驚いたのがまず店内装飾です。

https://www.eve-sapporo.com/

まるでキャバクラかのように煌びやかで、スタッフは黒服に身を包んでいました。
複数の大きなテーブルとカウンター席があり、ほとんとが若い女性(20代~30代くらい)で埋め尽くされており、述べ30名程度で賑やかな雰囲気です。ただ、半数以上は男性不在で、みんな楽しそうに女子会をしているような雰囲気でした。

入口ではまず、私とA子の年齢と、こちら側が求める男性の年齢を聞かれました。私たちは20代後半~30代後半を希望しました。
黒服のスタッフにテーブルへ通され、1卓ごとに設置されているiPadで無料会員登録するように指示がありました。

A子は2回目の入店でしたが、私は初回入店だったので、フリードリンクにプラスして、数点のフードメニューが無料サービスでついてきました。

ドリンク・フード共に、バリエーション豊かで、味も絶品でした。
しかも、21時以降はケーキバイキングがあるというではありませんか。
遅い時間帯に集客できるよう店側の戦略でしょうか。効果てきめんで、男性不在テーブルの女性を中心に、ケーキの周りに長蛇の列ができました。

簡単な会員登録を終えた後、スタッフより、一度席についたら最低1時間は退店しないようにとお願いされました。

かつ、男性がテーブルについてからも1時間はお話を続けるようにという説明でした。

相席してから注文したものは、全て男性側のお会計となるシステムなので、お願いされるのも無理はないかと思いました。

男性が来ないまま、店を後にする女性陣を横目に、私たちも男性が訪れる気配がないので、かなりリラックスした状態で話に花が咲きました。
テーブル席には豪華なソファ、照明は高額であろうシャンデリア。
私とA子は幸い、そこまで不釣り合いではない女子アナ的ファッションに身を包んでいたので、それなりに馴染んでいたのですが、学生さんのようなリュック姿の女性も何名かいらっしゃいました。

ネット上で婚活界には店側が依頼しているさくらなるプロ女性がいると聞きましたが、私たちのように始めて来店した様子で緊張気味の方や、カジュアルすぎる格好の女性などで、サクラと思われる女性はおらず、みなリアルに出逢いかフード目当ての来店のようです。

別のテーブルの様子や、時折入店してくる男性陣を見ながら、私たちは無料フードで満腹状態になりました。

 

男性が一人で来店

隣のテーブルに、若い女性2名がおり、そこへ通されたとても真面目そうなサラリーマン風な1名の男性との相席でした。男性は一人で来店した様子です。

気まずい雰囲気が離れていても伝わってきました。

満腹だし、あのような気まずい空気になるお相手が来る前にお店を後にしようと話していた矢先、スタッフが私たちのテーブルへ。私たちを指名している男性陣3名がいて、希望していた年代の方々なので、お通ししても良いですか?とのこと。

透かしガラスの向こう側に30代くらいのサラリーマン3名の姿が見えて、雰囲気が悪くなさそうなことを確認し、承諾しました。

3名とも、前の店で呑んできたようでホロ良い状態です。テンション高すぎず盛り上げてくれる雰囲気で、緊張が和らぎ楽しく会話できました。
日頃どんな会社で働いているのか、3人の関係性、趣味など当たり障りのない内容であっという間の1時間半を過ごし、相手方がほろ酔いということもあり、意外と盛り上がったままお店を後にすることになりました。

お会計は男性で、私とA子はソフトドリンク数杯のみ、男性陣はカクテルを中心にお酒のみを注文していましたが、合計:3万円程度になっていました。

席代などが含まれるのかもしれませんが、相席バーで婚活する男性は経済力がないと続かないと思います。
3名のうち一名が小声で「LINE交換する?」と会話しているのが聞こえて、スマホをポケットから出している仕草を目にしましたが、私たち二人から一切連絡先交換についての提案がなかったので、彼らは空気を読んだのか、そのまま連絡先を聞かず、2次回にも誘わず、笑顔で「またどこかで~」と繁華街に消えて行きました。

私たちは幸い、真面目そうな男性陣と相席できたので安全に時を過ごせましたが、最初からお酒が入っている席で見知らぬ人とコミュニケーションを取るのはリスクが伴うと思います。
実際、向いのテーブルで相席していた男女は、男性から肩を組まれたりして、最初から知り合いだったのかと思うほど、距離感が近かったです。

女性もまんざらではなさそうだったので、このまま酔った勢いで男女の関係になってしまう方々もいるのではと懸念します。
特に、二十歳そこそこの女性が何も知らずに入店したら、悪知恵の働く男性の餌食にされやしないかと、母親目線でお嬢さんたちの身の安全を心配しました。

お会計は男性というシステムなので、ある程度の経済力がある男性であれば、ナンパ目的で入店する方がいることも事実と感じます。
色々と考えながら過ごした相席バーでの時間でした。

楽しい時間を過ごせましたが、普段お酒を飲まない私はお酒の席での出逢いは婚活に繋がりにくいと判断し、今後は避けようと思いました。

代わりに、帰り際にA子から教えてもらった婚活アプリに登録することにしました。

⇒体験談です

相席バーのメリットはその場で楽しく会話して相手を判断できることですが、パーティやアプリとは違い、プロフィールの準備がないので、後々からわかることも多いです。
例えば、既婚者なのに酔った勢いや、付き合いで入店してしまったり、最初から悪意がある方もいるのではないでしょうか。

他の婚活ツールと同様に、出逢いの場ではこちらが慎重に相手を見る目や、危険を回避する方法を身につけないと、後々後悔するような出来事に遭遇することもあると思います。
私自身は、悪意こそありませんでしたが、今出逢ったばかりの人に、子どもがいます、とは告げることができませんでした。

私のようにシングルマザーで婚活をする場合は、事前にお相手に詳細情報を伝えられるプロフィール設定が可能なツールを利用した方がお互いにメリットがあると感じます。