相手の異性と知り合ったのは、私がまだ高校生の時であった。

医師をしている、この人の医院に患者として通院したのが始まりである。

親の代からの医者の家系で、この人は2代目である。

随分と理知的で美しい人だな、と思った。

診察されるたびにドキドキした。

私が16歳、相手が25歳の時であった。

同じ高校のクラスの女子が、みんなイモに見えた。

大人の女性の香りがした。

その後、大学進学で地元を離れたことをきっかけに、この眼科に通うことは4年間はなかった。

結婚、離婚

後で知ったのであるが、私が県外の大学に通っている間に、この女性医師は結婚、そして離婚をしたらしい。

この時に苗字は変わったのであろうか?

クリニックの名前は、今も昔も、このドクターの名前である。

相手は同じく医者だったのだろう。

しかし、自身でもオーナーとして開業医をしているのだ。

普通の主婦は務まらなかったらしい。

自信がオーナーをしているクリニックで目一杯仕事をした後で、掃除、洗濯、料理など家事をこなすことは難しかったのであろう。

看護師スタッフに支払う給与の計算もある。レセプトの計算だってあるだろう。

妊娠、出産ということになればクリニックは、その期間は閉めることになるであろう。

仮に出産ということになれば、その後の育児の問題も出てくる。

結果、すれ違い離婚したようである。

再婚はしていない。

年を取らない

この女性医師は、実際の年齢よりも遥かに若く見える。

20歳くらい若く見えるのではないか?

最近の浮ついたガキとは違う、しっとりとした大人の美しさである。

女盛りは、とうに過ぎているはずであるが、色香は衰えておらず、下手な女優よりも美しい。

この美貌を目当てに通院している男性患者も多いのではないか?

私もそうであった。

医療事故をきっかけに

今回、医療過誤を起こされた。

頼んでもいない検査をされて頼んだ検査を後回しにされた。

おまけに医療事故である。

今のところ何の保証もない。

裁判も検討中であるが、なかなか難しい状況である。

他院への紹介状を出してもらうときに、私の携帯に電話がかかってきた。

しっとりとした声で名前を名乗った後、用件を話された。

ドキリとした。

まるで付き合い始めたばかりの二人のような、、、なんて妄想もしたが、、所詮、、事務的な対応であった。

家柄が違う

しかし、冷静になって考えてみると、どう考えても住んでいる世界が違うのだ。

まず、家柄が違う。

相手は親の代からの医者の家系である。

地元では名士であろう。

翻って我が家は、自身が役員を務める会社の倒産経験のある父と、最近、認知症がヤバい専業主婦を母に持つ。

学歴、職歴

相手は、地元でも一番の高校を卒業した後、東京の女子医大に進学した。

卒業後の職歴も大手の官公立の病院での勤務経験がある。

その後、親のクリニックを引き継いだ。

私は地元では、それなりの進学校であるが、この女性医師よりはランクの落ちる高校を卒業した後に、関西の二流大学に進学した。

しかも文系である。

卒業後は、いくつかのブラックな職場を渡り歩いたのちに、現在の工場勤務である。

会社は、一応上場企業であるが、給料だって大したことはない。

年齢差

いくら若く見えるとはいえ、私よりも9歳年上である。

未だに女の色気は失われていないが、それでも、これから妊娠、出産はあり得ない話であろう。

職業

向こうは医者だが、こちらはしがない肉体労働者である。

ホワイトカラーの仕事をしたこともある。

今もたまに、それに近い仕事をすることはある。

しかし、それでも所詮、薄汚い作業着を身に纏い、会社の愚痴と競馬の話しかしない連中と仕事をしている,冴えないオッサンである。

相手は、衛生管理の行き届いた病院で白衣を纏い、仕事をしている。

いつ、行っても患者で溢れかえっている地元でも人気のクリニックである。

相手は医療用のゴム手袋をはめて仕事をしている。

私は作業用の薄汚れた軍手をはめて仕事をしている。

相手は医療用の白衣を着て仕事をしている。

私は洗っても汚れが落ちない、会社支給の作業服を着て仕事をしている。

年収

職業が違うのだから、当然、年収も違う。

相手は病院オーナーなのだ。

こちらは上場企業勤務とはいえ、地方都市の工場の一作業員でしかない。

交替勤務をしたこともある。

給料は残業手当がなければパートの賃金と変わらないくらいの手取りである。

ただし、交替勤務については相手も病院でやったことはあるかもしれない。

ただし、病院経営をするにあたり、高額な医療用機械を導入したりすれば、多額の借入金も発生するかもしれない。

電話占いヴェルニ、青蓮先生のスピリチュアル占い

電話占いヴェルニ、青蓮先生に意中の相手のことを相談してみました。

電話占いヴェルニ

青蓮(せいれん)先生は明るい声で挨拶されました。

意中の人のことを相談すると、

「まだ、好きということを伝えていないのですね」

と確認されました。

「では、S子さんのことを教えて下さいと考えて深呼吸してください」

と言われました。

鑑定結果は、

「彼氏としては意識していない。話を聞いてあげると近づける。話相手になってあげる」

「私のことを頭の良い人だと思っている」

とのことでした。

私もバカではないかもしれませんが、相手は医者です。

もっと頭が良いでしょう。

通っていた高校や大学もランク的、偏差値的には、相手の女性の方が遥かに上です。

鑑定方法はタロットとチャネリングとのことでした。

青蓮先生に仕事の相談

ついでに仕事のことも青蓮先生に訊いてみました。

近々、異動があるようなのです。

鑑定結果は、

「やりたいこととは違うことなので、転職も視野に入れた方が良い」

「というか転職のほうが良い」

「今年は人生のターニングポイントの年。8月に転機が訪れる」

とのことでした。

料金は290円×5分なので1440円でした。

スピリチュアル的な意味は

今回、医療過誤が発生したことにより、私の携帯に電話がかかってきた。

そのことで、あり得ない妄想をしてしまった。

相手が詫びを入れてきて、そのことでお近づきに、、

距離を縮めて、、

食事にでも誘って、、、

デートは、、

しかし、冷静に考えてみれば医者と患者以外の関係には、なり得ないことは明白であろう。

どう、考えても男として見られていない

自分の男としての価値を冷静に判断する、きっかけにはなった。

失恋以上に痛い経験であった。

いくつかの学びはあった。

スピリチュアル的な意味は、あったのかもしれないし、なかったのかもしれない。

しかし、自分的には、スピリチュアル的な意味は、たぶん、あったと思う。

人生に起きる出来事に、特に大きなイベントに偶然はないのだ。

全ては必然、必要でベストなのだ。

それでも、

この出来事が武器になる。

この出来事が宝物になる。

この出来事が勲章になる。